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モノクロームの彼方のライナーノート

きっかけは夢でした。
それは高校時代の彼女が夢の中に現れて……
「ちょっとは成長したかな……」
……そうです。あのシーンはまんま実話です。
そんな夢を見た翌日なんてもう仕事になる訳がない!
もう仕事なんかぶっちぎりです。(笑)
……おまえいつ仕事しとるんじゃ?

実話と言えば、旅先で高校時代の彼女そっくりな娘を見かけてしまったのも
まんま実話です。
実話の私は本の買い出しに出かけていただけですので
そのまま居着いてバイトを始めるようなことはしてませんが……。

で、どうせならストーリーにしてしまえというのでできた話だという……。
セピア……の続編を書くつもりは当初全くなかったのでした。

書きあがった後は
どうせなら最後まで書いてやれといってシリーズ化してしまうことになります。

でもそういう邪念を持つといい作品にならないのは
「メリークリスマスの傾向と対策」が……。
なんか、浮いてるんだよなあ。

1992年作品



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