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鎌倉文也

鎌倉文也さんに会ってきました。

それは2007年12月15日土曜日のことでした。
午後4時発の東北新幹線までまだ1時間程度あったため,
東京駅八重洲口南口近くにある
八重洲ブックセンターに向かっていました。

なぜ八重洲ブックセンターかというと,
「国際法からはじめよう」の在庫状況が気になったのです。
出版社の強力なプッシュで5冊平積みで置いてくれたのが八重洲ブックセンターで
でも最近は見かけないものですから
気になったのですね。
「シロネコヤエスのbook急便」も一時期よく使っていましたし。

で,普通ならだいたい地上ルートを通るんですね。
秋葉原・末広町方面から山手線で東京に来るにしても
御茶の水から中央線で来るにしても
神保町から半蔵門線→丸の内線で来るにしても。
まあ八重洲南口から出て信号渡ってというルート。
だけどこの日はなぜか,本当に何の理由もなく,
八重洲一番街という地下ルートを通ることにしたのです。

そうしましたら,一角にペンギンの写真がどっっさり。
だいたいが2羽でなかよしさんのもので
よく見るとどこかで見た感じのものばかりで
さらによく見ると鎌倉文也さんの写真展だったのです。
……どうりで見たことがある感じがしたもの。

そしてカウンターには……生鎌倉文也!
関わった書籍類も即売されていたのですが……すいません。全部持っています。
そんなことを言いましたら東京電力のパンフレット(やはりペンギン写真)をいただきまして……。

ペンギングッズ自慢大会!

というのも私,旅行時には珍しく背広姿だったのです。
友人に誘われ大学で訴訟法の話をすることになり
2泊3日で東京に来たその帰りのことだったのですね。
さすがに背広じゃなきゃまずいだろうと。
でも,荷物を減らすために背広以外の私服はなしにしたんですな。
そして……「勝負ネクタイ!」と称して
気合い入れる時には必ずつけるネクタイがあるのです。
それを自慢したのです。
そのネクタイとは……。
長崎ペンギン水族館
「まあ,函館から?ペンギンマニアはいっぱい来るけど,函館というのは一番遠いんじゃないかしら。」
と売店のおばちゃんに言わしめた際に買った
ペンギンネクタイだったのです〜!
ちなみにペンギンネクタイはもう1本あって,それは葛西臨海水族園で買ったもの。
こちらはエンペラーの親子柄だったりする。

一方鎌倉さんはズボン。
迷彩柄っぽく見えたんだけど
「これペンギンなんですよ。」
「へぇ〜」
ペンギン柄なんだ〜。

そうするとsuicaの話もせざるをえまい。
財布からsuicaを出して
「さかざきペンギン
 (suicaのトレードマークのペンギンは
  イラストレーターのさかざきちはるさんが描いたもの。
  それを私は勝手にこう呼んでいるのです。)
 じゃないといやなんでクレジットカードにあえてしないで
 my suicaにしているんですよ〜。」
と見せると,
鎌倉さん
「ちょっと自慢していいですか。」
と言ってやはり財布から取り出した。

「なんですか〜?これ〜?」
やはりsuicaだったのですが,ペンギンが2羽。1羽じゃございません。
JR東日本が販売している(クレジットカードでも定期券でもモバイルsuicaでもない)suicaには
右下にペンギンが1羽。
だけどそこには2羽。
「さかざきさんにマジックで描いてもらったんですよ。」
以前にも鎌倉さんはさかざきさんと組んで本を出していましたし
最近出たペンギン会議編の「ペンギンのABC」にも参加されていますが,
まさかそんなことがお願いできるとは……。
いいな〜!
この時点で自慢大会は完敗!

しかし,ここで私はひらめいたのです。
もっと強いsuicaのことを!

「すみません。ペンギンのABC買いますんで,suicaにもサインいただけません?」
「え?ぼく関係ないのに……。」
「いいんです。いつかさかざきさんに会った時にイラスト描いてもらえばこっちが最強です!」
戸惑いながらも鎌倉さん,サインしてくれましたよ。
ペンギンのABCとsuicaの両方に。
というので最強suica伝説はここにスタートしたのです。
……さかざきさん,お会いできたらイラストお願いすると思うので,よろしくお願いします。
  当然売り上げにはさらに協力しますので。

(余談)
ところでこのページをなぜ書いたかというと……。
私も宣伝がてら本とwebページの宣伝をしたのですよ。
ただペンギンの本じゃないと言ったら残念そうな顔をされたので……。

ペンギングッズはこれだけじゃないんですよ〜。
旭山動物園で売店のおばちゃんに
「あんた,ペンギン好きでしょう?これ買っていかない?」
と売り込まれた経験は伊達じゃあない。(笑)

たまたまコインロッカーに入れてましたが
普段づかいのショルダーバッグ,
これがペンギン。
……オーダーメイド。(ペンギンがモチーフってとこです)

これはあの場で見せればよかった携帯電話。
今はsoftbankだけど
まだJ-PHONEだったころ。
nokiaが出していたJ-NM01は
画面の中でペンギン(イラスト)が動き回るものです。
この携帯電話はいわば専用回線で通話にしか使ってないんだけど
ペンギンが動き回る携帯が他にないんでやはり手放せず。

何も調べずに長崎ペンギン水族館に行けば
「ペペ」の30歳誕生日イベントにぶちあたり
羽毛の入ったしおりをgetしてしまう。

そして何より……。
「国際法からはじめよう」
背表紙一番上にはペンギンマーク。
……だから法律書の棚で目立つ目立つ。
裏表紙はペンギンのかぶりものをしたる〜ちゃん。
……表紙もそうだけどおよそ法律書には見えない。
中を見たってイラストにはペンギンがまああちこちに。

ペンギングッズ自慢が足りないという話なのでした。

(初稿2007.12.27.)

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