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MS-Kermitのコマンドの例

help
kermitの簡単な説明を表示します。
?
命令の一覧とその簡単な説明を表示します。
kermit
起動
quit
終了
logout
相手コンピューターのkermitを終了させ
自分のコンピューターのkermitをコマンドモードにします。
bye
相手コンピューターのkermitを終了させ
自分のコンピューターのkermitも終了します。
connect
端末モードにします。
server
サーバーモードにします。
「server 秒数」でその秒数間サーバーモードにします。
「server HH:MM:SS」でHH時MM分SS秒までサーバーモードにします。
finish
サーバーモードから抜けます。
send ファイル名
ファイル名のファイルを送信します。
get ファイル名
サーバーモードのkermitからファイル名のファイルを送らせ受信します。
receive
kermitから送られてくるファイルを受信します。
hangup
電話を確実に切ります。
show statistics
統計情報を表示します。

相手コンピューター(=サーバー)に対するコマンドの例

remote help
サーバーの機能を調べます。
remote cd ディレクトリー名
作業dirをディレクトリー名のディレクトリーに変更します。
remote space
サーバーデイスクの空き容量を表示します。
remote delete ファイル名
ファイル名のファイルを消します。
remote type ファイル名
ファイル名のファイルの中身を表示します。
remote print ファイル名
クライアントのファイル名のファイルをサーバー側のプリンターに出力します。
remote host プログラム名
サーバーのプログラム名のプログラムを実行しクライアント(=自分側のコンピューター)に返します。
mail ファイル名
クライアントのファイル名のファイルを電子メールで送ります。

サーバーモードにおけるサーバーに対するコマンドの例

cd ディレクトリ名
作業ディレクトリをディレクトリー名のディレクトリーに変更します。
delete ファイル名
ファイル名のファイルを消します。
directory
ディレクトリの一覧を表示します。
finish
クライアント側からサーバーモードを終了させます。
get ファイル名
ファイルをクライアント側へ転送させます。
host MS-DOSコマンド
ホスト側でMS-DOSコマンドを実行します。
kermit remote kermit
コマンドの使用
login
ログインのチェックを実施します。
send ファイル名
サーバーのカレントディレクトリ以外への転送を行います。
space
サーバーのディスク容量を表示します。
type ファイル名
サーバー上のファイル名のファイルの内容を表示します。
※なおこれらのコマンドは、
 disable A とすることでクライアントからの実行を禁止し
 enable A とすることでクライアントからの実行を許可することができます。

setコマンド

各種コマンドを実行する前に実行し、環境変数などの設定を行います。
「set 第1引数 第2引数 ……」の形
speed
1200,2400,4800,9600など
parity
none,even,odd,space,mark
flow-control
none,xon(/xoff),RTS/CTS
file type
binary,text
send packet バイト数
receive packet バイト数
ロングパケット化……相手のバイト数も変えておくのを忘れないように
データ転送効率の向上につながります。
set window 個数
スライディングウィンドウの採用
データ転送効率の向上につながります。

エスケープキー

コントロールキー(Ctrl)と同時に ] を押します。
これを「contorol-]」と標記することにします。
「contorol-]」に続く2文字目
c
コマンドモードに戻ります
control-]
control-]自身を送ります。
nul文字(ASCII 0)を送ります。
break信号を送ります。
hangup
電話回線を切ります。
long break信号を送ります。

ファイル転送中のコマンドの例

転送中のファイルだけ中止
転送中のファイルグループ全部の中止
相手のkermitが転送中止命令を受け取ったことを確認して終了
相手のkermitに転倒中止を伝えるが確認はしないで終了
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