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fj.sci.law の憲章違反例

fj.sci.law成立後ある程度の期間が経過し
憲章に反する記事の類型が明らかになりましたので
以下に示すこととします。

1 他のニュースグループとクロスポストすること
 (投稿基準2違反)
「法律学上の諸論点に関する学術的議論(fj.sci.lawの憲章)」は
広い意味で「法律や権利に関する議論(fj.soc.lawの憲章)」に
含まれるでしょうが
それではfj.sci.lawを特別に設けた意味がありません。
fj.soc.lawですらそうなのですから
まして他のニュースグループとクロスポストするようでは
その投稿において「法律学上の諸論点」が示されていないと推定できます。
現実にもクロスポストしてしかもフォロー先を絞らないという投稿には
法律学の議論と呼べないものが相当高い確率で含まれていました。

2 単なるアピール、単なる自己の意見の表明
 (投稿基準1違反)
これらが「法律学上の諸論点に関する学術的議論」でないことは
もはや明らかでしょう。
当然法律学(ひいては学問)の方法論にのらないといけないのです。
法律学やその方法論がわからないのに
自己を正当化しようとしたり
学問以外の価値判断基準を導入しようとしたりするのは
論外です。
また法律学の議論とは呼べないものは
fj.soc.lawなり他のニュースグループで行うべきでしょう。
fj.sci.lawが法学研究者の「ための」ニュースグループ
「ではない」点を留意すべきです。
 
3 単なる法律相談
 (投稿基準1違反)
詳しくは「fj.sci.lawの投稿基準」をお読みください。
法律上の問題点が明らかになっていなければ
その問題自体が整理されていないか
fj.sci.lawの議論についていけない可能性が大です。

4 自分で法律学の文献・資料に当たらないような投稿
fj.sci.lawの投稿基準では触れていませんが
このような「学問への熱意を疑わせるような」投稿に限って
そもそも法律学の議論の体裁をなしていなかったり
1から3まで述べた憲章違反の類型にあてはまるのは
偶然の一致でしょうか?

なおfj.sci.lawでは本名による投稿を推奨します。
これは責任のある言論の場を確保するという目的のためです。

以上
fj.sci.lawが
法律学の議論を楽しむためのニュースグループであることをふまえ
楽しい議論の場を確保するようがんばりましょう。


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