U270とFreeBSD8.3でCUIな「ノート型ワークステーション」を仕立ててみる へ

U270のHDDのバックアップをとってみたつもり

※試してみたらバックアップはきちんととれていてファイルも復元できたのですが
 第1に前と同じパーティションになってくれません。
 第2にファイルを元に戻しただけでは動いてくれません。
 ……bootmgrの問題かしらん。
 ということでバックアップ目的なら,おとなしくリストア用DVDを作るべきです。
 このページは失敗の記録というだけで残しておきます。 1 用意するもの  USBメモリー3本
 (100MB以上,6GB以上,13.5GB以上各1本……もっとも20GB以上のものを1本用意しても可能じゃないかと思い始めている。)
 HDDをそのままコピーしてくれるプログラム
 (場合によっては)HDDの領域を変更してくれるプログラム
 (=USBメモリーを充分に用意できた場合領域変更が不要となるのでプログラムも不要となる。)
 ※ちなみに私は今回「EaseUS Disk Copy Home」と「EaseUS Partition Master Home」を利用しました。
 パーティションを表示してくれるfdiskに相当するプログラム
 ※私は最近はgentoo linuxのminimalインストールディスクでfdisk使っています
 保存に適したメモ用紙
2 HDDの状況調査  fdiskを使って,HDDの区画情報をメモして保存しておきます。
 ちなみに私の場合,
  begin end ID Type
 sda1 2048 12261375 27 Hidden NTFS WinRF
 sda2 12261376 12466175 27 Hidden NTFS WinRF
 sda3 12466176 380069887 7 NTFS
 sda4 380069888 625159711 7 NTFS
 こんな感じでした。
3 HDDの領域変更
 EaseUS Disk Copy Homeは「バックアップ元であるHDDの領域<=USBメモリー」である限りにおいて,HDD内の情報をまるごとコピーしてしまおうというコンセプトのプログラムです。一方「バックアップ元であるHDDの領域>=USBメモリー」の場合には,HDDの領域を小さくしておく必要があります。例えばEaseUS Partition Master Homeなどを使ってHDD内の領域を変更(=小さく)しておきます。 4 バックアップ
 例えばEaseUS Disk Copy Homeを使用します。このプログラムはCD等に書き込んで起動ディスクを作った上で,その起動ディスクから起動させることになっていますので,そのようにします。
 基本的には「コピー元」「バックアップ先」「バックアップ先のパーティション」の順に指定していくのですが,とりあえずUSBメモリーを3本調達した場合には,「バックアップ先」と「バックアップ先のパーティション」に同じUSBメモリーを指定することで充分です。
 バックアップがとれたら終了です。

注意!

 U270とFreeBSD8.3でCUIな「ノート型ワークステーション」を仕立ててみるにも書きましたが,特に分解したわけではないものの,一方で多くのメーカーHDDに別のOSを入れることは想定していなさそうであり,にもかかわらず別のOSを入れることは「通常の使用」とは言えず,保証をうたったメーカー側に法的な意味での請求ができるとは限りません……てえかたぶん無理。
 そこで,ここで書いたことを実際に試すにあたっては,仮にだめだった場合でも,自力でなんとかするか,専門家への対価の支払を行っておける人でなければ,メーカー保証が切れてしまうリスクを承知の上でやってください。

復元……できるかな

 復元のテストはまだしていません。おそらくは,fdiskでパーティションを用意した上で,EaseUS Disk Copy HomeでUSBメモリーからHDDに移動させた上で,BIOSの設定を修正し,動かすということになりそうです。
(2012.6.6.)
(2012.11.11.最終改訂)

U270とFreeBSD8.3でCUIな「ノート型ワークステーション」を仕立ててみる へ